キューバ 歴史的な1日
3月20日
アメリカの大統領がキューバへやってくるのは88年ぶりです。
朝ごはん。
そのあと、お父さんとお母さんとキューバの歴史や経済の話をしていました。
社会主義、アメリカによる経済封鎖、物不足、2種類の通貨…日本人の私たちにとっては分からないことだらけ。
ガイドブックには政治の話は避けるようにって書いてあったけど、2人ともいろいろ話してくれるから疑問に思ったことは聞いてみた。
お父さんもお母さんもオバマ大統領が来ることを喜んでいた。
「みんな喜んでるの?」
「みんな待ち望んでいるよ。変わらなければならない。
6、70年前から時が止まったまま。
今は多くのものをヨーロッパや日本から輸入しているから物が高い。」とお父さん。
キューバは教育や病院、文化鑑賞やスポーツ観戦などが無料。
だからか分からないけど治安が良くて、物乞いにも出会わなかった。
でも、唯一の問題は経済。
無料で学校に通えて一生懸命勉強してお医者さんになったとしてもお給料は他の職業と変わらず月収20ドル程度。
だからブラジルや他の南米の国に行ってしまう、またはタクシー運転手や家でカフェなどの副業をする人も多いみたい。
そして2種類の通貨。
主に観光客が使うCUCとキューバ人が使うCUP。
1CUC (24CUP)= 約US$1
1CUP = 約¥5
CUC払いの店だとエスプレッソ1杯が安くて1CUC(約¥120)だけど、CUP払いの店だと1CUP(約¥5)。
これらが生まれたのはアメリカによる経済封鎖で食べるものもないなか、生きるために観光業を発展させたから。
すると街にはいろいろな国通貨が溢れて、それをまとめたのがCUCなんだそう。
「もしこれを1つにしてしまうと混乱する?」
「物価が上がってしまい現地の人は生活できなくなってしまう。」
でも何らかの方法をとって近いうちに1つにまとめられるだろう、と思う。
1時間半ほど話して街へ。
話を聞いて街をあるけば、新たな疑問も出てくる。
もっと滞在したいと思った。
小学校の授業中。
ビエハ広場。
お昼ごはんはお持ち帰りにして宿で。
夕方には家族と一緒にオバマ大統領が到着の中継を見ていました。
お父さんはビデオや携帯で録画(笑)
ちょうど大統領が到着する頃に降り出した雨。
それで外に出られずテレビを見ることができました。
アフリカの宗教では、誰かが別の土地に行った時に雨が降ると良いことが起きると言われているそうです。
まさにそうだとテレビでも言っていて、お父さんが解説してくれました。
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